定款を作る際の注意点

定款を作る際の注意点


定款を作る際の注意点

定款を作る際の注意点とは?

法人を設立する場合に、かなり重要な書類となるのが定款ですが、これは、厳格な書き方を求められる書類ですので、書き方そのものも難しいのですが、盛り込まなくてはいけない要素にも、大事な注意点があります。

最も注意しなくてはいけないことは、法人設立後、すぐに行う事業内容だけを書くのではなく、すぐに行う事業と、今はやらないけどれども、 その気になればすぐにでもやれること、そして、今後やってみたいと思っていること、これらを必ず盛り込むようにしましょう。

何故かと言うと、定款は、必要に応じて書き換えることが可能なのですが、その度に費用が発生します。どの項目を書き換えるかによって、掛かってくる費用は違いますが、どちらにせよ、余計な費用は発生させない方が良いでしょうから、その時に思いつく範囲で、しっかりと考えて定款を作っておきましょう。

ただし、何でもかんでも書いてしまうと、官公庁をはじめ、取引先や銀行などから、
「アナタ様の会社は一体どういった企業なのですか?」
となりますので、ある程度のまとまりは必要です。

では具体的に定款はどう書けば良いのか?


例えば、ホームページ制作の法人を作る場合、ホームページ制作だけを定款に書くのではなく、ホームページを作っていく上で、嫌でも身に付くであろうSEO対策や、その知識や技術を活かしたアフィリエイト、また、紙媒体への流用が可能なDTPデザインは、すぐにでもやろうと思えばやれる事業に当てはまるでしょう。

また、PCのスキルを活かした出張サポートや、ECサイトの知識を活かした通信販売などは、今は人員や予算の関係で無理だけれど、今後やってみたい事業になるかと思います。

こうしてみると、ホームページの制作がメインだけれど、IT分野を全般的に手掛けている会社であると、明確に分かる企業として、認識してもらえることでしょう。

定款に書いた事業は、必ずやらなくてはいけない訳ではありませんので、企業として、おかしくならい範囲で、盛り込んでおくのがポイントです。

そして定款の最後に、『上記の事業およびそれらに付随する全ての業務』と言った文言を入れておくと良いでしょう。こうしておくことで、 事業を行っていく過程で、 取引先から、急に、定款には書いていない業務を依頼されても、書いてある事業を遂行する為に必要な業務なのであれば、やっても良いことになります。
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